社労士を選ぶ際のポイント その1 餅は餅屋に戦略
社労士(社会保険労務士)を選ぶ際ポイントとなるのは、
まず、社労士に何を頼むか、を考えるべきでしょう。
思いつくものとして考えられることとしては次のようなことでしょうか?
従業員を雇ったから
社会保険の手続きを頼みたい、自分でするのは面倒
給与計算を頼みたい
助成金をもらいたい
従業員とトラブルが起きた
未払残業代を請求された
就業規則(給与規程、旅費規程など)を作りたい
などなど
これらを整理して考えてみましょう。
1 アウトソーシングという考え
社労士として、言うべきでないかもしれませんが、
従業員を雇ったからといって、
すぐに社労士と契約する必要はないと思います。
自分でもできるものです。
1度は経験してもよいと思います。
ただ、本業に力を注ぎたい、
自分でできるかもしれないが入社退社の手続きが面倒
などがあれば、社労士に頼む、という選択肢がでてきます。
「餅は餅屋に」という発想ですね。
費用はかかりますが、余計な作業をしなくて済むことになります。
50人規模の会社でも、
なかなか人事の専門をスタッフを配置するのは厳しいかと思います。
経理の方が、空いた時間に、ということも多いでしょう。
電子申請等が進んできたとはいえ、
経理の方が、その作業の合間に行うのは厳しいかもしれません。
また、慣れた作業ではないので、
ミスをしてしまうことも多くなるかもしれません。
直接、書類を持参しているときなら、その場で修正ということもできましたが、
現在は、電子申請のため、
「返戻」(あんがい読み方が難しいかもですが、「へんれい」です。)
されると、また、再申請が必要となり、かえって時間をとられることもあります。
そのように考えたときに、専門家に任せましょう!
となるかと思います。