労災保険 労災指定病院と労災指定以外の病院

こんにちは。
渡邉事務所スタッフの鈴木です。

先日、労災保険の申請依頼がありました。
申請準備を行うために、色々と調べたので、
その内容をお話したいと思います!

まず、労災保険とは、
労働者が仕事や通勤が原因で負傷または死亡した場合に、
給付が受けられる保険のことです。
労災保険に加入する方は、
雇用形態を問わず、賃金の支払いを受けている労働者であれば全員対象となります。
労災保険の給付金には様々な種類がありますが、
今回は、その中の1つ「療養補償給付」についてのお話になります。

「療養補償給付」は、業務上での病気やケガの際に、
自己負担なしで治療が受けられる給付です。

ここで、治療を受ける病院によって対応が異なります!
実は、病院には、労災病院や労災指定病院と、
労災指定以外の病院の2種類が存在しており、
労災の場合は、どちらの病院で治療を受けたかが重要になります!

労災病院や労災指定病院で治療を受ける場合は、
受付等で労災での受診であることを伝えると、
自己負担なしで治療を受けることができます。
実態として、申請書の提出が必要となる場合等あるので、注意しましょう!

労災指定以外の病院で治療を受ける場合は、
一旦、自己負担で、治療費をお支払いします。
その後、申請を行い、支払った治療費が返ってくることで、
自己負担なしで治療を受けたことになります。

労災時に治療を受ける病院によって対応が異なるとは知らなかったため、
申請を行う立場としてだけでなく、
労働者の立場としても、とても参考になりました( ˙0˙)
被害にあわないのが一番ですが、知識があると心強いですよね!

労災指定病院以外で治療を受ける場合の対応について、
まだ少し話したりないので、次回も引き続きお話しします!

 

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