平成23年 社会保険労務士試験 雑感(1)択一式


平成23年(第43回)社会保険労務士試験について、

感じたことを書いてみます。

【全体】
少し迷う問題、難しい問題もありましたが、正解にたどりつくことが容易な問題も多かったと思います。ただ、労基安衛〔問8〕(安衛法の出題)、厚年〔問7〕などは絶対に出題してほしくないですね。ここで合否がわかれてしまったとしたら、社会保険労務士の責務ではないですが、試験で品位をさげている気がします。

すでに出題されてしまったので、もう、なんとも言えませんが、非常に残念です。

今年は1問だけかと思いますが、またまた正解肢2つが発表されましたね( 労災徴収〔問8〕 (徴収法の問題))。これ、何とかならないですかね。一度解いてみればすぐ気づくと思うのですが、やはり社会保険労務士として士業としてのレベルをさげている気がしますね。

そういった部分はさておき、少し科目ごとにみていきます。

【労基】
全体としては得点しやすい問題が多かったと思います。
あと判例の出題が増えましたね。問1-Cの十和田観光事件は、平成16年にも出題されていますね。あまり判例にこだわるのはよくないと思いますが、今後判例に関することも考慮にいれることが必要ですかね。
少し迷ったとすれば問6ですかね。正解肢が基本的な項目なので判例に惑わされなければ正解肢を選択できたかと思いますが、いかがでしたでしょうか?

7点満点もめざすことが可能で、5点~6点はとってもらいたいですね。

【安衛】
問10は、もう鉛筆をころがすしかない問題ですね。ただ、平成13年に同様の問題が出題されていて、いみじくも同じ正解肢でした。だからとって決して覚えようとはしないでくださいね。意味のない出題ですから。こんな問題で合否が分かれることのないような実力をつけることの方が重要ですからね。

まあ、問8は、安衛法でわりと押さえるべき安全衛生管理体制からの出題で、「巡視」という基本的な論点ですので、ここで1点とりましょう、という感じですね。

(続く)

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