平成23年(第43回)社会保険労務士試験 雑感(3) 択一式

【雇用】
全体として、素直な出題で、近年の傾向通り、点数を確保しやすい出題であったと思います。

問1の被保険者、問2の受給要件(受給資格のうち、算定対象期間の延長)は、基本的な論点ですので、ぜひ、得点したい出題でした。

問3の所定給付日数は、いかがだったでしょうか? 雇用保険において、基本手当の所定給付日数は、特定受給資格者のものを含め、必ず覚えておかなければなりません。
雇用保険において、一定の「数字」は選択式試験を含めて、必ず出題されます。ここは嫌がらず必ず覚えるようにしておきましょう。

問4は給付制限に関する出題でした。正解肢Cの誤りは明らかでしたが、正確に解答できたでしょうか? 問3では数字に注意しなければならないとお話ししましたが、ここでは数字がポイントではありませんでした。その前の「求職の申込みをした日の後~」が「待間期間が満了した後~」の部分、いわゆる起算日が正誤判断のポイントでした。みなさんはできましたか?どのテキストにも必ず掲載されている論点ですし、「待間期間はどう処理するの?」とピンときてほしい出題でした。

問5は就職促進手当からの出題でポイントは常用就職支度手当ですね。常用就職支度手当が受給資格者以外にも行われることは、平成20年の選択式試験でも出題されている論点であり、より具体的に抑えておくことができたか否かがポイントでしょうね。

問6はどうですか? 介護休業給付の対象家族は、誰か? 正しいものを選ぶ出題ですが、ポイントはCの「被保険者の配偶者の祖父母」です。できなかった方でも、今みて、どうですかね。

問7は未支給がポイントとなっています。というより、「事実上の婚姻関係」にとまどいましたか?

雇用保険の問題であまり得点が伸びなかった方は、くやしい思いをしたかもしれません。ただ、そういったところが試験です。再チャレンジを考えている方は、再度、勉強方法の確認をしてみましょう。

(続く)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。