年度別過去問題集の効果的利用方法





仕事納めも終わり、

家での大掃除のころでしょうか?


この年末年始に少し時間のとれる方へ

過去問題集の活用方法です。


以前、書いたこともありますが、

少しバージョンアップしています。

テキストを読む。

苦手分野の問題を解く。

などなどありますが、

年度別過去問題集を解く

というのはいがでしょう?

講義と並行しての学習では

一問一答式の問題集を使っていても

実際の試験は五肢択一式です。

そこで、終了した科目について、

年度別問題集を活用してみましょう。

【準備】

まず、問題文のコピーを2部作成する。

ルーズリーフを用意する。

【実践】(例:労働基準法)

選択式10分、択一式21分(7問) 合計31分で

平成25年の問題(コピーしたものを使用)を解く。

解答は1枚のルーズリーフに

ABCDEの各肢

について、次の基準でつけてみること。

三重丸・・ 絶対に○。テキストの該当頁まで思い出せる。

◎・・・・ 上記まではいかないが、〇

○・・・・ まあ、〇

○△・・・ ○、だと思う。

△○・・・ よくわからないが、多分○。どちらかといえば○

△×・・・ よくわからないが、多分×。どちらかといえば×

×△・・・ ×、だと思う。

×・・・・ まあ、×

××・・・ 下記まではいかないが、×

×××・・ 絶対に×。テキストの該当頁まで思い出せる。

「鉛筆で書いて消しても」ではなく、

「コピーして書き込む」ことを、

だまされたと思って、やってみてください。

「コピーして書き込んだもの」

直前期に必ず役立ちます。

POINT

問題文に○×などのほか、アンダーラインを入れる、

四角で囲むなど、本試験同様に書き込んでしまうこと。

さらに注意することは、後で消さないこと。

そのためにコピーしたものを使用する。

あとで有効に活用するので、コピー代を惜しまないこと。

これを終了した科目について、繰り返す。

間違えたことにあまりこだわらない。

解答の正誤を確認する時間、解説を読む時間を含め、約30分で。

解く時間と合わせて、1時間で終わらせること。

あまりテキストに戻ることにこだわらず、時間を優先すること。

時間数を見てみると、

1科目1年分 1時間

労基・安衛・労災・雇用・徴収

の5科目1年分ずつで、5時間。

1年分を3回行うと 15時間

1年分を5回行うと 25時間

2年分を1回行うと 10時間

2年分を3回行うと 30時間

2年分を5回行うと 50時間

3年分を1回行うと 15時間

3年分を3回行うと 45時間

3年分を5回行うと 75時間

5年分を1回行うと 25時間

5年分を3回行うと 75時間

5年分を5回
行うと125時間

皆さんは何時間とれますか?

ここでポイントは解く年数ではなく回数。

過去問題はこれから何度も解きます。

2回目以降の解き方などは改めて。

では、大掃除が終わったら、まずは

確保できる学習時間を考える。


次に

コピーをしましょう。

コピーは最終的には、全問題について、

行っていただくので、

余力があれば、今回解かない年度、

科目をコピーしておいてもいいかも。


では、まずは、準備と

1年分、2、3科目解いてみましょうか?



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