労務マガジン2022年10月号

渡邉事務所より、皆様のお役に立つ労務トラブルに関する
様々な情報を発信させていただきます。

旬な情報やトラブル事例をイラストなどを用いて
わかりやすく解説いたします。

3連休、3日勤務の、3連休と
仕事としては、やや使いにくい期間を過ぎて、
少し落ち着くときになってきましたかね。
気候もだいぶ過ごしやすくなってきた気がします。

今年の10月は、いろいろと変化がありますね。
食料品等での大幅な値上げ。
育児介護休業法の改正による産後パパ育休制度の開始、
常時100人を超える(101人以上)の事業所における社会保険適用拡大、
マイナーな変更(地域による)ですが、プラスチック製ゴミの分別回収の開始などなど。
「知らなかった~」ではすまないこともありますので、要注意です。

例年、11月の発表されていました社会保険労務士試験の合格発表が
今年は、本日、10月5日に行われました。
第54回(令和4)社会保険労務士試験の合格発表
受験申込者数  52,251名(前年50,433名)
受験者数    40,633名(前年37,306名)
受験率       77.8%(前年74.0%)
合格者数     2,134名(前年2,937名)
合格率       5.3%(前年7.9%)

合格基準
選択式試験  27点(各科目3点以上、特例措置なし)
択一式試験  44点(各科目4点以上、特例措置なし)

合格率、5.3%と結構厳しい試験でした。
合格基準の特例措置(科目によって、各々3点(4点)未満でも、合格できる措置)がなかったことも
厳しさを増した要因かも知れません。

合格された方、おめでとうございます。
残念な結果だった方は、これからしばらくはゆっくりしてもよいですね。
そこから、次のステップを考えましょう!

雇用調整助成金は、令和4年11月30日までに延長となっています。
金額は下がっていますが、まだまだ活用できますので、
改めて、助成金の活用を検討してみましょう。

これからのアフターコロナに向けて、有期社員の正社員化を考える企業は、
キャリアアップ助成金の活用も視野にいれましょう。
その他、当事務所でも利用した下記の制度も改めて、考えてみましょう。
いわゆる派遣として雇入れた後、直接雇用へ転換する制度(紹介予定派遣)が、
東京都内の会社の場合、次の制度として利用できます。
雇用創出・安定化支援事業 | 東京しごとセンター
雇用創出・安定化支援事業|東京都事業【受託事業者 アデコ株式会社】
雇用創出・安定化支援事業|東京都事業【受託事業者 株式会社パソナ】

また、当事務所のホームページでは、法改正について
順次、解説していきます。
参考にしていただければ幸いです。

さらに、勤怠管理から給与の電子明細の発行まで
一括で行えるシステムを導入しており、
非接触での勤怠管理、給与管理
が可能となっています。

一歩進んで、さまざまな働き方への対応を含め、
給与体系等の変更を検討している場合、
当所で導入している給与シュミレーションの利用もおすすめしております。
何かお役立ちになれることがあれば、お気軽にご連絡ください。

現在、会社経営を助ける“いい社労士”の見つけ方をお伝えする
『人事・労務問題はこれで解決! 
社会保険労務士との上手な付き合い方』を、おすすめしております。
ご興味のある方は、ご連絡お願いします。

労務マガジンにつきましては、「お問い合わせはこちら」から
お問い合わせいただきますと、最後までお読みいただけます。
お時間のあるときに気軽に読んでいただければ幸いです。

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